デンマークのマイスター制度

2011-11-27

デンマークの家具産業の発展に大きな役割を果たしたのが
マイスター制度。
いわゆる家具職人のギルド制度です。

実際、そういった法律があったわけではないのですが、自主運営されたいたもので、
マイスター(親方)は、徒弟を抱える資格をもち、というか、徒弟を抱える義務があり、そういった
弟子たちを一人前のマイスターにすることがなかば役目の一つだったのです。

日本の徒弟制度に近いものではありましたが、

「技を見て学べ」

というよりはもっと教育的な要素が強いもので、一生親方と弟子の関係が続くといった
ものではなかったようですが、それでも、やはりいろいろな意味で、伝統を受け継いでゆく制度だった
ようです。

北欧インテリア倶楽部が扱っている

PPムブラー
ルッド・ラスムセン
などは、そんな伝統を今も受け継ぐ家具メーカーです。

 

PPムブラーの創設者と2代目。
アイナー・ペダーセン氏は88歳の今も工房に立つ日々を過ごしている。
そして、若手はその技を学んでいる。

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